by ainan-tsuushin
プロフィール
新潟県出身。
神奈川県で看護師資格を取得後、県内で臨床と看護教育に従事。 2000年4月 次男と夫婦で北海道 厚岸町に移住。医療(私)・福祉(夫)に従事 2011年3月 二人で定年 2011 年 4月 長男と夫婦で愛媛県 愛南町に移住 現在、長男のひとり農業を支援(?)しながら地域の輪を広げています。 カテゴリ
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長男・喬は、神奈川県から両親の退職のタイミングで、ここ愛南で農業を志すこととなりました。
農業経験は、長野県で2年余り体験しています。 自分の人生設計に・・・なんて大きな志を持って、参入したわけではないのですが、農業をやっていこうという意志は強くありました。 ここに至るには、両親の「やりたいこと」の条件に合っている土地でもあったので、スープの冷めない距離に、居を構え農繁期は、両親の手伝いも受けながら、ひとり農業者となったわけです。 しかし、この規模で専業農業者として、生活して行くには厳しいのが現実です。 この土地は、大切に田畑を守ってきた中川さんから、譲り受けた土地なので、農機具も残されていました。 それでも、すでに、コンバイン・選果機・小屋の修理・噴霧器など大型出費がありました。 既存の機械類のメンテナンス等でも経費がかかり、出費がつもりました。 周囲の農業者の方たちの暖かい支援があり、無償の援助もあり、心強いこともあることを強調しておきます。 愛南町では、新規参入の農業者に、経験豊かな農協職員が指導者として、親身に関わっていただいています。 心強いことです。 そこで、新規参入者として、強く希望するのは、作物の作り方のノウハウはもちろんですが、専業農家でも自活していける支援策の指導を強く望みます。 農業を志す要因に、安全・安心な作物を!おいしい作物を! 自分が安心して、おいしく食べられる作物を作りたいということが、大きいのです。 安全な作物を作る人が増えたら・・・どんなに素晴らしいことでしょう。 しかし、減農薬を第一に行動するとたくさんの行程を踏まないと商品になる作物ができません。 厳しいけれど、その分喜びも大きいのです。 今は、「ままごとやねぇ」と言われるくらい、おぼつかないへっぴり腰で、仕事も三輪車並の速さで働いています。(本人としては、結構な頑張りなんでしょうが) 少しの農業経験があったとしても、雇われと主では、全く違います。 0から(マイナスかも?)スタートした、34歳の都会の青年ひとりが、土壌造りから始めています。 専業農家として、自活できたなら、これからの若者の職業選択の一つに加わるのではないか。 わたしは、若者が知恵を出し合って、作物を作っていったなら、「TPPなんて怖くない!!」と大きな希望を持っています。 そう思いませんか。 この集落は、高齢者が多く、老老暮らし、独居暮らしが多く、農地も荒れているところもあります。 参入の機会はあるのです。 喬の畑は、この春、新しい河内晩柑の苗が届く予定です。 7年後に、たわわに実る木を思いながら植えることでしょう。
by ainan-tsuushin
| 2012-01-28 20:17
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